コンクリートの補修・調査
Home会社概要業務案内取扱工法施工事例技術資料T&日本メンテ開発(株)

HOME >> 技術資料 >> T&日本メンテ開発

10/01/2004

メンテアングルC工法 施工方法


 

施工フロー

注入孔マーキング
ひび割れに沿ってひび割れ幅に適応するピッチで穿孔位置をマーキングします。
注入孔穿孔
水流式ドリルを用いてマーキング位置に注入孔を穿孔します。
アングルCプラグ取り付け
専用工具で自定式のアングルCプラグを注入孔に固定します。
ひび割れシール
ひび割れ表面からの注入材漏出防止のためをシールを行います。
注入材充填
用途に応じた注入材を規程の配合で混練し、注入用ポンプで圧送充填します。
硬化養生
材料・外気温等に合わせ規定の時間硬化養生します。
プラグ・シール撤去
注入材の硬化を確認後、プラグとシール材を撤去し注入孔を埋めます。
仕上げ
補修対象物の表面を浄化し、表面含浸材の塗布や塗装を行います。

より詳細な施工方法は アングルC工法技術資料(PDF) をご覧ください。

■注入孔マーキング

  • 発生しているひび割れに沿って、ひび割れ幅に適応するプラグ間隔(ピッチ)で穿孔位置をマーキングします。
  • アングルC工法では、ひび割れ表面からではなく、斜め穿孔によりひび割れを貫通する注入孔から注入材を充填する方式であることから、表面のひび割れから10〜20mm側方に穿孔口を設けます。
  • 注入孔の設置間隔は、ひび割れ幅に応じて、下表の寸法を参考に行います。


■注入孔穿孔



  • コンクリートのひび割れに補修材を確実に注入するためには、内部の空隙に通じている「きれいな」注入孔を穿孔することが重要となります。アングルC工法では、ひび割れや剥離面に対して斜めに交差するように、高速で回転する水流式ドリルを用いて穿孔します。
     
  • マーキングした穿孔位置に、φ10.5mmで注入孔を穿孔します。
     
  • ひび割れ面・浮きの剥離面に対して、約45度の角度で斜めに交差するように穿孔します。作業空間の条件により45度〜60度までは許容範囲ですが、これを超える場合はアングルC工法の特徴である斜め穿孔の効果が期待できなくなります。
     
  • 穿孔時には高速回転するドリル先端部の冷却・潤滑および発生する切削粉の洗い出しのため、給水タンクより切削水を供給しながら穿孔します。

■アングルCプラグ取り付け・ひび割れシール

  アングルCプラグ取り付け
  • 注入孔に専用脱着工具を用いてアンクルCプラグを取り付けます。専用工具でプラグを拡張するとプラグと一体の自定式パッキンが膨らみプラグが注入孔内部に固定されます。
  • 最下段のプラグを除いてプラグ頭部にエア抜きピンを差し込んでおきます
  ひび割れシール
  • 注入材充填時の材料漏出を防止するため、ひび割れ表面をシール材によりシールします。
  • シール材は、注入材の漏出を防ぐ性能(シール性能)はもちろんですが、充填完了後の撤去が容易で外観回復性の良いものとして急結セメントの使用を標準とします。打ち放しコンクリート仕上げのように景観を重視する場合は接着力の強いテープ等の使用も検討してください。
  • シールの寸法は、特記等に記載の無い場合にはひび割れに対し幅30mm厚さ3mm程度を標準とします。

■注入材充填

  • ひび割れ内部の異物等の目詰まりによる注入可否の確認、および本注入材のドライアウト防止を目的として先行注入を実施します。水セメント比150%のスラリーをケミカルポンプで下段から順に低圧(0.3Mpa)で注入します。
  • 混練りの際は、0点を確認した最小目盛り100g以下の計量機を使用して材料を計測し、材料の取扱説明書に従って配合します。
  • 混練り容器は円形の容器を使用し、【清水2/3→セメント全量→1分混練り→清水1/3→2分混練り】の手順を標準とします。攪拌にはスクリュー外形φ180〜φ220、回転数400回/分程度の攪拌機を使用し、練り上がり温度10〜25℃、流動性はJロード4秒±1秒を管理目標とします。
  • 攪拌の終了したセメントスラリーは、ろ布を通してケミカルポンプに移し替えます。
  • 注入は原則として最下段(もしくは最端)のプラグから開始し、それ以外のプラグにはエア抜きピンを挿入して注入材と入れ替わりで排出されるひび割れ内部の空気の出口を確保します。
  • 注入の完了は、注入しているプラグに隣接するプラグの頭部から注入材が溢れ出すことを目視して確認します。隣接プラグからの漏出確認後、注入ポンプとプラグの接続コネクタ部のコックを閉じて注入を中断し、コネクタを取り外すします。プラグ内部の逆止弁が作動するため注入材は逆流しません。
  • 続いて隣接の漏出したプラグのエア抜きピンを取り外し、ポンプのコネクタを接続して最初と同様に注入を行います。これを全てのプラグに対して行います。

■硬化養生・プラグ・シール撤去・仕上げ注入材充填

 
□硬化養生
硬化養生は注入材の取扱説明書に準じますが、おおむね夏季・標準期は24時間、冬季は48時間を目安とします。

□プラグ・シール撤去
硬化養生完了後、アングルCプラグ専用脱着工具を使用して注入孔からプラグを撤去します。プラグ跡には急結セメントや補修モルタルを詰めて平滑に仕上げを行います。
ひび割れのシールとして施工していた急結セメント等のシール材は、皮スキ等を利用して撤去します。

□仕上げ
必要に応じて景観回復のための洗浄・塗装等の仕上げを実施します。
 
現在このページは表示が認められていません。
 
ティーアンド日本メンテ開発株式会社