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HOME >> 施工事例 >> No.004 『Y中学校耐震補強工事』

03/01/2003
 
 工事名称

仙台市Y中学校耐震補強工事

 発注者
 工事の目的
中学校校舎の耐震補強
 工事の概要工期:H14.3〜H15.2
建築構造物(柱)に炭素繊維シート(高強度シート)を二層貼して耐震補強を行った。柱下部には腰壁があるため、炭素繊維ストランドアンカー(SR-CF工法)により、帯筋方向のシート連続性のある定着とした。
 キーワード学校校舎、建築物
耐震補強、柱耐震補強
SR-CF工法

【SR-CF工法の施工手順】

既存表面仕上げ(モルタル)撤去後の凹凸を断面修復モルタルにより下地修正を行う。
このとき、躯体と断面修復材の接着強度が確保されるように、下地清掃やプライマーなどの処理を行う。


腰壁部分に規定の寸法、ピッチでアンカー固定用の穿孔を行う。穿孔に当たっては、事前に内部鉄筋の非破壊探査を行い、既設鉄筋を避けた位置にてアンカー位置を振り分ける。
鉄筋探査
の状況→


柱表面にプライマー塗布→不陸修正(パテ処理)を行い、表面の平滑処理を行った後に高強度炭素繊維シート(FTS-C1-30)を帯筋方向に二層貼り付ける。CFアンカー設置部には、補強用の増し貼をする。
補強増し貼
の状況→


CFアンカー製作
規定のストランド本数、長さで裁断し、現場で製作を行う。


CFアンカー取り付け状況
作製したCFアンカーにエポキシ含浸樹脂を含浸させ、壁の穴に挿入します。定着部のストランドを扇状に広げて柱面に貼り付けた炭素繊維シートに貼付け接着します。


炭素繊維シート施工完了


最上層には、仕上げ状況に応じた処理を行います。
この工事では、炭素繊維シート樹脂の耐火性も考慮してモルタル仕上げに塗装を行いました。

SR-CF工法は、従来施工が困難であった壁付の柱や梁においても補強が可能であり、躯体のはつりや外付け鋼材等の施工制約が無く、建物を供用しながら施工できるなど、条件においても騒音や振動等が少ない工法です。


ティーアンド日本メンテ開発株式会社