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ひび割れ処理
11/01/2007
ひび割れ注入によるコンクリート補修工法『アングルC工法』
アングルC工法は、コンクリート構造物に発生したひび割れに対し、当社開発の『
アングルCプラグ
』を使用してセメントスラリーを注入する、ひび割れ注入工法です。
(日本・米国・欧州・香港特許登録)
ひび割れ注入工法とは、コンクリートのひび割れにセメント系あるいは樹脂系の材料を注入してクラックを充填・閉塞し、防水性や耐久性を向上させる工法です。アングルC工法では、超微粒子セメントスラリーを低圧で注入することにより、0.1mm以下のひび割れにも注入されることが確認されているため、止水性が要求されるひび割れ補修工事に最適です。
アングルC工法は、使用する機材や材料を公開し誰でも施工することが出来るオープンな工法としています。弊社ではコンクリート診断士による診断を行い、補修対象に合わせた注入材の選択や注入プラグ取付孔の穿孔方法、注入方法等、確実なひび割れ補修をサポートしています。アングルC工法は平成9年の発表以来、ダム、床版、橋脚、トンネルなどの縦ひび割れや、ビル外壁の浮きに対する多くの注入工事で採用されています。ぜひお問合せください。
アングルC工法の詳細な施工方法
セメントスラリー注入材
ケイ酸塩系表面含浸材との併用
アングルCプラグのご購入は・・・
アングルCプラグの特徴
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コンクリート構造物の「縦ひび割れ」及びビルディング外壁などの「浮き」を主な対象とした、セメント系ひび割れ補修材を低圧注入するひび割れ補修工法です。
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プラグ頭部にワンタッチで注入用ポンプを直接接続して使用するため、注入量に制限がありません。
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内蔵する逆止弁によってエア抜き/密閉状態を切替え可能なため、目視で注入完了を確認しながらの確実な施工が可能です。
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注入孔への取付け・取外しがワンタッチのパッカー自定式を採用。接着剤の取扱いが不要で取外し後の躯体には何も残しません。
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注入プラグは使い捨てで、熟練を必要とせずに誰でも最初から簡単に注入できます。
アングルC工法がセメントスラリーを使用する理由
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コンクリートのひび割れは90%以上が乾燥収縮ひび割れ。注入材には強力な接着性よりも防水性が求められます。
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コンクリートとセメントは熱膨張係数が同程度であるためコンクリート母材の膨張・収縮に追従可能です。
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施工時に乾燥状態を必要とするエポキシ等の樹脂系注入材と違い、親水性のセメントスラリーは施工に天候を選びません。
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セメントスラリー注入材は、一般に樹脂系よりも安価で経済的です。
ひび割れ注入工法には
水流式ドリル
をお勧めします
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一般的なコンクリートドリルに比較して振動・騒音が少ないため、施工時間の制限が緩和されます。もちろん、作業者の疲労も軽減します。
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水流による潤滑・冷却効果によりドリルの刃先が長持ちします。消耗した場合には先端の
ドリルチップ
のみの交換となるため経済的です。
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コンクリートドリルによる穿孔に比較すると穿孔時の破片や切削粉による注入口の閉塞を防いでひび割れへの注入不良を低減します。
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給水タンク
は手軽に利用できる手動加圧式を使用。コネクタや接続ホースも扱いやすいパーツで組み立てています。
アングルCプラグおよびアングルC工法関連製品は弊社ネットショップでも販売していす。製品カタログ・施工方法・お見積もりなどは、弊社までお問い合わせ下さい。
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