採用情報
M・Mさん
新卒入社23年目
工務部・技能職
趣味は釣り、海釣りも川釣りも大好き。
子供と一緒に過ごす時間が至福の時です。
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魅力を感じた、コンクリート構造物を守るという特別な仕事
私が入社した当時、コンクリートの保守をメインにしている会社は珍しく、普通の建設会社とは違うところに興味を持ちました。一般の人が使うところを直して、工事が終わったあともずっと残っていくのを見守っていける、そんなところに魅力を感じましたね。
当時の社長に、「高度成長から50年経過すると、作る仕事だけでなく直す仕事が増えてくる」という話を聞き、記憶に残っています。現代の状況を予見するような言葉で、この仕事を選んだのは間違いなかったなと今あらためて思います。
「感覚的」なことが身に付くまで、後輩としっかり向き合う
主に施工を担当していますが、現在は先輩として後輩に教える立場にあります。人を育てるのはとてもやりがいがありますが、同時に難しさも感じています。仕事の中でなにげなく質問されるのですが、こちらがハッと気づかされることも多く、初心に帰ってしっかり調べてから指導したりするので、学び直しのようなところもありますね。
仕事を教えるうえで特に難しいと思っているのが「感覚的」なこと。言葉ではなかなか伝わらないので、まずやってみせて、次にやらせてみて、必要に応じて手直ししながら、本人の身に付くように指導しています。
繰り返し実践していくうちに、作業のコツや仕上げの感覚などをつかんでいくのですが、教える方も根気強く向き合っていく必要がありますね。私も先輩にそうして教わってきたので。
専門性の高い分野での貴重な仕事体験が、自分の糧に
補修に携わっている者として、他の会社にはない特殊な分野を扱うところに価値を感じています。現場を経験するごとにノウハウが得られるし、自分の糧になるところですね。そこが、専門性の高い領域をカバーする当社の魅力だと思います。
また、ステップアップしていける会社だとういう点もポイントでしょうか。資格もとれるし、この辺ではなかなか関われない仕事にも出会えます。たとえば、規模の大きな仕事や企業やメーカーの特許の仕事などに携わることも出てきますね。それらが全部貴重な経験や実績として蓄積されていくはずです。
職場としては、先輩後輩関係なく割とフラットな関係が築けていると思います。上下関係にあまりとらわれず、良い意味でフレンドリーな雰囲気がありますね。意思疎通もしやすいので、若い方も必要以上に目上の人との会話に気を使うことはないように感じます。仕事を教えるうえでも良い環境だと思っています。
かつての自分を思い出して、あせらず、根気よく
かつて先輩に教わったことで、大切にしている言葉があります。それは、最短距離で仕事をするのではなく、最悪のことも考えながら(思い通りにいかないことも考えて)仕事をしなさいということ。今でも常に自分に言い聞かせながら仕事をしています。常にリスクや代案を想定しながら、現状を踏まえて慎重に確実に仕事を進めること。人々の安全を預かるからこその考え方だと思います。
人材育成も、あせらず、根気よく教えていくようにしています。最初は自分もそうでしたができないのが当たり前です。同じ現場はないのでそこでしか学べないことをひとつひとつ丁寧に教えていくことですね。当社にとって、ノウハウと技術、それを扱う社員たちが、会社の財産になっていくと思って取り組んでいます。