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酒田光陵高校にて2022年度のテクニカル実習を開催

酒田光陵高等学校2年生(環境技術科)を対象に令和4年度も出張授業を行いました。今回は、コンクリートの劣化調査から補修までの作業実習。生徒が4班に分かれ、全員が4種類の作業を体験することができました。

校舎中庭でのオリエンテーション、会場は施工実習室と材料実験室です。
まずはウォーミングアップ。左官作業のコテ返しの練習です。
左官作業、断面修復材(ポリマーモルタル)の塗り込みの様子。
コテを使って壁に塗り付ける。難しいけどコツをつかむと楽しくなります。
屋外では、コンクリートの劣化調査(打音調査)の作業が始まりました。
点検ハンマーを用いて、コンクリート擁壁を調査しています。
グランド脇のコンクリート土間も調査。どんな結果だったのでしょうか?
電磁波レーダーによる鉄筋探査作業。板の下に置かれた鉄筋コンクリートを調査。
探り当てた鉄筋位置をチョークでマーキング、終わったら答え合わせ。
先に終わった生徒が見守ります。そこは判りにくいんだよね…、アドバイスは禁止!
4つ目の実習作業は、コンクリートに樹脂接着した炭素繊維シートの接着力測定。
建研式接着力試験器でテストピースを引っ張り、離断する力を測定します。
離断したテストピースを観察し、どこから離れたかを確認します。
一緒に片づけて作業終了。生徒の皆さんから楽しかったと聞き、当社職員もうれしかったです。環境技術科の皆さん、今後の活躍を期待します!